2022.4.20 |
東京大学物性研究所短期研究会「中性子散乱研究会 - 海外実験支援プログラムの成果報告と、再稼働したJRR-3の現在地 -」 (2022.4.18-4.20)にて成果発表(依頼講演)をしました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 2022.3.9
2021年度量子ビームサイエンスフェスタ(第13回MLFシンポジウム, 第39回PFシンポジウム)(オンライン開催、2022.3.7−3.9)にて、学生全員がポスター発表しました。 詳細は研究成果(Conference etc.)にあります。 2022.3.7
4年生が卒業研究発表会で成果を披露しました。 ・熊田隆伸君「Eu3Rh4Sn13の結晶構造相転移と反強磁気秩序の量子ビーム散乱研究」 ・西口日向君「La3Co4Sn13における結晶構造相転移と超伝導」 ・尾本星太君「Gd3Ir4Sn13の単結晶合成と放射光X線回折による構造相転移の研究」 それぞれが合成した物質での結晶構造・磁性・超伝導に関する新たな研究成果まとめた発表ができました。卒業おめでとう!今後の活躍を期待します。 2022.2.3-2.9, 2.21-2.28
J-PARC物質・生命科学実験施設BL14, BL18において、学位研究活動の一環としてNd3Rh4Sn13やEu3Rh4Sn13の磁気状態を明らかにする中性子散乱実験を行いました。J-PARC装置グループと試料環境グループの皆様のご支援に感謝します。 2022.2.11
研究論文"Multipole polaron in the devil’s staircase of CeSb"が論文誌 Nature Materials に掲載されました(論文誌ウェブサイト)。 CeSbの逐次磁気相転移をもたらす電子状態は、少数キャリア−磁気ポーラロン状態として理解されてきましたが、高分解能光電子分光・ラマン散乱・中性子散乱などにより、Ce 4f電子の軌道励起も絡んだ物性現象であることを新たに見出しました(研究成果ページ,プレスリリース)。 本研究は、東京大学物性研究所、東京大学大学院工学系研究科、大阪大学大学院理学研究科、物質・材料研究機構、日本原子力研究開発機構との共同研究です。 2021.12.3
日本中性子科学会第21回年会(オンライン開催、2021.12.1-12.3)にて、岩佐が「Ce3Ir4Sn13のカイラル結晶構造相における磁気状態」と題する研究成果を口頭発表しました。 詳細は研究成果(Conference etc.)にあります。 2021.11.2
研究論文"Magnetic excitations in chiral-structure phase of Ce3Ir4Sn13"が日本物理学会論文誌 Journal of the Physical Society of Japanに掲載されました。この物質のカイラル構造相転移を明らかにした放射光X線回折結果と、中性子散乱によって測定した抑制された磁気状態での磁気励起を見出しました(研究成果ページ)。 本研究は、高エネルギー加速器研究機構, J-PARCセンター, Rutherford Appleton Laboratory, University of Johannesburgとの共同研究です。 2021.10.1
強相関電子系国際会議SCES20/21(オンライン開催、2021.9.27-10.1)にて、岩佐が成果を口頭発表しました。"Superconductivity enhancement and quantum critical point of chiral structure induced by atomic substitutions in La3T4Sn13 (T = Co and Rh)"とした発表タイトルで、所属学生さんたちが継続して取り組んできた超伝導の量子臨界現象の成果を示しました[研究成果(Conference etc.)]。 2021.9.20-23
日本物理学会秋季大会(オンライン開催、2021.9.20-23)にて、下田さん・岩佐が成果発表しました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 下田さんは卒研から継続しているNd3Rh4Sn13の結晶構造相転移との磁気相転移の放射光X線と中性子の回折実験を報告しました。 2021.8.27-8.31
アメリカ・オークリッジ国立研究所の研究用原子炉HFIRに設置された熱中性子三軸型分光器HB3を用いて、Ce3Ir4Sn13の結晶場磁気励起を観測するオンライン実験を行いました。
2021.7.12
日本原子力研究開発機構JAEAの研究用原子炉JRR-3が10年半ぶりに再稼働しました。茨城大学では量子線科学専攻の活動も兼ねて、熱中性子三軸型分光器T1-1 (HQR)の運用を担当します。まずは分光器の調整作業を実施し測定が可能な状態にしました。今後、学生のみなさんが研究教育に利用していきます。この活動は東京大学物性研究所附属中性子科学研究施設との協定に基づきます。 2021.7.3-7.7
J-PARC物質・生命科学実験施設BL14において、Nd3Rh4Sn13のマグノン励起を明らかにする中性子回折実験を行いました。美しい分散関係が測定でき、J-PARC装置グループと試料環境グループの皆様のご支援に感謝します。 2021.6.24-6.30
KEK(高エネルギー加速器研究機構)放射光施設BL-4Cにおいて、Nd3Ir4Sn13とEu3Rh4Sn13の結晶構造と磁気構造を明らかにする共鳴磁気散乱実験を行いました。
2021.6.4-6.10
KEK(高エネルギー加速器研究機構)放射光施設BL-8Aにおいて、Nd3Ir4Sn13, Eu3Rh4Sn13, La3(Co1-xRux)4Sn13, Gd3Ir4Sn13の結晶構造を明らかにする実験を行いました。4年生も卒業研究の一環として初の量子ビーム研究施設での本格実験を実施しました。研究実施を許可くださったKEKに感謝いたします。
2021.5.28-6.3
アメリカ・オークリッジ国立研究所の研究用原子炉HFIRに設置された冷中性子三軸型分光器CTAXを用いて、Ce3Ir4Sn13の低エネルギー磁気励起を観測するオンライン実験を行いました。
2021.4.5
新年度研究室を始動しました。新たに3名の学生さんが加わりました(メンバーページ)。
2021.3.12-15
日本物理学会第76回年次大会(オンライン開催、2021.3.12-15)にて、橋本君・塩澤さん・岩佐が成果発表しました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 橋本君と塩澤さんは、博士前期(修士)課程研究と郡司君、下田さん、鈴木さんとの共同研究成果のまとめを口頭発表し、参加者から関心を持って質問をいただきました。 2021.3.10
2020年度量子ビームサイエンスフェスタ(第12回MLFシンポジウム, 第38回PFシンポジウム)(オンライン開催、2021.3.9−3.11)にて、岩佐が「クロミック物質CoMoO4の不整合−整合磁気秩序相転移」と題する研究成果(茨城県J-PARC MLFビームライン事業の先導研究成果)を口頭発表しました。 詳細は研究成果(Conference etc.)にあります。 2021.3.5
4年生が卒業研究発表会で成果を披露しました。 ・郡司和毅君「R3Rh4Sn13 (R = La, Ce)へのRu置換の構造相転移および超伝導への影響」 ・下田愛海さん「Nd3Rh4Sn13の結晶構造と磁気秩序の相転移に関する量子ビーム回折研究」 ・鈴木詩織さん「La3Co4Sn13のRu置換による結晶構造相転移と超伝導への影響の研究」 全員、それぞれの物質での結晶構造や磁性に関する新たな知見と予想を述べるよくまとめた発表ができました。卒業おめでとう!今後の活躍を期待します。 2021.2.22-3.1
J-PARC物質・生命科学実験施設BL18において、卒業研究活動の一環としてNd3Rh4Sn13の磁気相転移を明らかにする中性子回折実験を行いました。J-PARC装置グループと試料環境グループの皆様のご支援に感謝します。 2021.2.15
博士前期(修士)課程研究発表会を行い、無事に学位審査を終えました。 ・塩澤真未さん「La3Co4Sn13におけるカイラル構造相転移と超伝導への元素置換効果の研究<の合成と磁化測定」 ・橋本大輔君「R3Rh4Sn13へのRu置換によるカイラル構造量子臨界点に関する量子ビーム散乱研究」 4年生からの3年間、たゆまず研究活動に向かい合った成果がまとまりました。修了おめでとうごさいます。これからもそれぞれの道で活躍してくれることを期待します。 2020.11.19
第5回量子線国際シンポジウム(The 4th International Symposium of Quantum Beam Science at Ibaraki University)(オンライン開催、2020.11.19-11.21)にて、4年生の卒業研究も含めて研究室全員で成果発表しました。 発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 2020.11.10
日本中性子科学会第20回年会(オンライン開催、2020.11.9-11.11)にて、岩佐が「クロミック物質CoMoO4の不整合−整合磁気秩序相転移」と題する研究成果(茨城県J-PARC MLFビームライン事業の先導研究成果)を口頭発表しました。 詳細は研究成果(Conference etc.)にあります。 2020.9.8-9.11
日本物理学会2020年秋季大会(オンライン開催、2020.9.8-9.11)にて、橋本君・塩澤さん・岩佐が成果発表しました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 2020.7.27
東京大学物性研究所短期研究会「中性子散乱研究の現状とJRR−3再稼働後の展望」 (2020.7.27-7.29)にて成果発表(依頼講演)をしました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 2020.7.6
Virtual Theoretical & Experimental Magnetism Meeting (vTEMM) 2020 and UK-Japan Workshop on Strongly Correlated Electron System (2020.7.6-7.7)にて成果発表(招待講演)をしました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 2020.6.24-7.1
KEK(高エネルギー加速器研究機構)放射光施設BL-4CとBL-8Aにおいて、Ce3(Rh1-xRux)4Sn13, La3(Co1-xRux)4Sn13, Nd3Rh4Sn13の構造相転移を明らかにする実験を行いました。4年生も卒業研究の一環として初の量子ビーム研究施設での本格実験を実施しました。研究実施を許可くださったKEKに感謝いたします。
2020.6.2
感染症対策をしながら研究室活動を再開しました。卒業研究を目指してあらたにNd3Rh4Sn13などの合成を進め、写真のような結晶が得られました。近々、量子ビーム実験で結晶構造解明に挑戦します。
2020.5.19
PrRu4P12における金属−非金属相転移は、Prイオンのf電子の高次多極子秩序相転移によることが知られており、電子相関効果「p-f混成」がその起源であると考えられています。このプラセオジムのf電子とリンのp電子が混成した状態の秩序を、KEK PFの軟X線共鳴散乱を用いた共同研究により初めて直接観測に成功しました。"Direct Observation of Modulation of p–f Hybridization in Unconventional Ordered Phase of PrRu4P12"(研究成果ページ)。
2020.4.6
新年度研究室を始動しました。あらたに3名の学生さんが所属します(メンバーページ)。
2020.3.23
The International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2019(岡山コンベンションセンター、2019.9.23-9.28)での修士課程2年・中里君の研究発表"Successive phase transitions in R3Ir4Sn13 (R: La and Ce) investigated using neutron and X-ray diffraction"が、プロシーディングス論文としてJPS Conf. Proc.に掲載されるました。塩澤さん・橋本君の協力を得て2年の研究活動の成果が結実しました(研究成果ページ)。 2020.2.18
中里晟也君が博士前期(修士)課程研究発表会を行い、無事に学位審査過程を終えました。論文タイトルは<「近藤半金属Ce3Ir4Sn13におけるカイラル構造相転移と磁気秩序の量子ビーム散乱研究」です。 2019.12.14
物質科学の国際会議Materials Research Meeting 2019 (MRM2019)にて成果発表を行いました。 発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 2019.11.13 2020 (R2)年度の理学部物理コース卒業研究のための研究室案内を公開しました。「進学希望者の方へ」にあります。 2019.11.5
The International Conference on Strongly Correlated Electron Systems 2019(岡山コンベンションセンター、2019.9.23-9.28)での修士課程2年・中里君の研究発表"Successive phase transitions in R3Ir4Sn13 (R: La and Ce) investigated using neutron and X-ray diffraction"が、プロシーディングス論文としてJPS Conf. Proc.に掲載されることが決定しました。1年半余りの研究活動の成果が結実しました。 2019.10.31
第4回量子線国際シンポジウム(The 4th International Symposium of Quantum Beam Science at Ibaraki University)(茨城大学日立キャンパス小平記念ホール、2019.10.31-11.1)にて研究室全員で成果発表しました。修士1年生の塩澤さんと橋本君は、一から始めた自身の研究をはじめて総括してポスター発表しました。また修士2年・中里君がポスター賞を受賞しました。おめでとう。 発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 2019.9.10-9.13
日本物理学会2019年秋季大会(岐阜大学、2019.9.10-9.13)にて成果発表しました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 2019.5.27-6.5, 6.18-6.27
KEK(高エネルギー加速器研究機構)放射光施設BL-4CとBL-8Aにおいて、Ce3(Rh1-xRux)4Sn13, La3(Co1-xFex)4Sn13, La3Ir4Sn13の構造相転移を明らかにする実験を行いました。元素置換量xに対する相転移温度の変化のみならず、特徴的な相関長や新たな構造を示唆する測定結果が得られました。 2019.3.29
日本物理学会論文誌 Journal of the Physical Society of JapanのSPECIAL TOPICS: New Frontiers in Physics with Spin, Orbital, and Atomic Correlations Using Neutron Scatteringに寄稿した"Neutron Scattering Studies on 4f2-Electron Multipoles in Pr-based Systems"がオンライン公開されました(論文誌のホームページへ)。これまでに中性子散乱によって明らかにしてきたプラセオジムのf電子が示す多様な多極子秩序状態に関するレビューです(研究成果ページ)。
2019.3.20
茨城大学・構造物性物理研究拠点のホームページが公開されました[リンク先はこちら]。 理学部,工学部,フロンティアセンターの3キャンパスに所属する物性物理学実験研究分野教員の集合体で、新物質創出から量子ビーム(中性子,ミュオン,放射光X線)実験にわたる先端研究を推進します。 2019.3.14
日本物理学会第74回年次大会(九州大学伊都キャンパス、2019.3.14-3.17)にて修士課程1年の中里君と岩佐が成果発表しました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。 中里君の発表は、当研究室が茨城大学で発足してはじめての記念すべき学生自身による成果発表となりました。 2019.3.12
2018年度量子ビームサイエンスフェスタ(第10回MLFシンポジウム, 第36回PFシンポジウム)(つくば国際会議場(エポカルつくば、2019.3.12-3.13)に参加してポスター発表をしました。修士課程1年の中里君と岩佐が研究成果も公表しました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。
2019.3.9-3.11
3/6〜3/11にKEK(高エネルギー加速器研究機構)放射光施設BL-4CとBL-8Aにおいて、4年生の塩澤さんと橋本君が卒業研究が合成した試料Ce3(Rh1-xRux)4Sn13とLa3(Co1-xFex)4Sn13の構造相転移を明らかにする実験を行いました。元素置換量xに対する相転移温度の変化が明瞭に観測でき、卒業研究発表での予想を証明しました。 2019.3.4
4年生が卒業研究発表会で成果を披露しました。 ・塩澤真未さん「Snフラックス法によるLa3(Co1-xFex)4Sn13の合成と磁化測定」 ・橋本大輔君「Ce3Rh4Sn13へのRu置換による結晶構造と磁性への影響の研究」 ふたりともよくまとめた発表をして、それぞれの物質での結晶構造や磁性に関する新たな知見と予想を述べることができました。卒業おめでとう! 2019.3.3
新学術領域「3D活性サイト科学」の第9回成果報告会(奈良先端科学技術大学院大学、2019.3.2-3.3)にて、岩佐が「R3T4Sn13の量子臨界領域における構造不安定性と磁気相関」と題する発表をしました。 2019.2.18-2.23
2/18〜2/23にJ-PARC(大強度陽子加速器研究施設)物質・生命科学実験施設においてミューオンスピン緩和実験を行いました。D1ビームラインにおいて、La3T4Sn13化合物の超伝導相での電子状態を探る実験でした。KEK物質構造科学研究所と東京大学物性研究所との共同研究です。 2/5〜2/14の中性子実験に引き続き、研究室総出で取り組み、一部の試料は4年生の塩澤さんが卒業研究において合成したものです。 2019.2.5-2.14
2/5〜2/14にJ-PARC(大強度陽子加速器研究施設)物質・生命科学実験施設において中性子散乱実験を行いました。BL12において、ビスマス系超伝導体やCe系スクッテルダイト化合物の非弾性散乱実験を行いました。首都大学東京、茨城大院理工、KEK物質構造科学研究所、東京大学物性研究所との共同研究です。 さらにBL18において、Ce3Ir4Sn13の極低温相転移を見出す中性子回折実験を行いました。この実験は、修士課程1年の中里君が自ら合成した純良単結晶試料の測定によって明らかになりました。JAEA, CROSSとの共同研究です。 2018.12.14
12/11〜12/15に大型放射光施設SPring-8(高輝度光科学研究センター)BL-23SUにおいてCe3-4-13化合物の光電子分光実験を行いました。JAEA物質科学研究センター・藤森さん、川崎さん、茨城大理・横山研との共同研究です。 2018.12.13
東北大学グループほかとの共同研究論文"Quantum Paramagnet Near Spin-State Transition"がAdvanced Quantum Technologies誌でオンライン公開されました。スピン転移物質LaCoO3へのSc置換により、知られていた低スピン(非磁性)相から磁性相への移り変わりだけでなく、その過程で両状態の量子的な線形結合で表される新しい常磁性状態が生じることを明らかにしました(研究成果ページ)。
2018.10.14
新学術領域「3D活性サイト科学」の第8回成果報告会(茨城大学、2018.10.13-10.14)にて、岩佐が「R3T4Sn13における構造相転移と磁気相関に見られる量子臨界性」と題する発表をしました。
2018.10.11
九州大学グループに協力した研究論文"Neutron Diffraction Studies on Valence Ordering Compound YbPd"がJournal of the Physical Society of Japan誌に掲載されました。価数揺動物質YbPdにおけるYbイオン価数秩序と磁気秩序の複合構造を初めて明らかにすることに成功したもので、純良試料合成とiMATERIAでの極低温中性子回折測定がもたらした成果です(研究成果ページ)。
2018.9.12
日本物理学会2018年秋季大会(同志社大学京田辺キャンパス、2018.9.9-9.12)にて、2017年度理学部物理学コース卒業研究の成果を含むポスター発表をしました研究成果(Conference etc.)。
2018.7.12
7/2〜7/4にKEK(高エネルギー加速器研究機構)放射光施設BL-8Bにおいて、学生諸君が合成した試料の構造解析のテスト実験を行いました。 2018.6.23
"Chiral-crystal-structure transformations and magnetic states of R3Rh4Sn13 (R = La and Ce)"がPhysical Review B誌に掲載されました。以前のR3Co4Sn13に引き続き、カイラル構造対称における特異なスピン励起を持つ常磁性半金属状態を発見しました。東北大学、KEK物質構造科学研究所(放射光施設)、首都大学東京、およびフランスLaboratoire Léon Brillouin @ CEA/Saclayとの共同研究成果です(研究成果ページ)。 2018.6.6
新しく研究室に配属された学生全員が6/3〜6/6にKEK(高エネルギー加速器研究機構)放射光施設BL-4CでのX線回折実験を実施しました。4〜5月に自分たちで合成した試料の構造相転移を見出すことができました。
2018.6.4
東京大学物性研究所付属中性子科学研究施設が主催する短期研究会"Present and Future of Neutron Scattering Research on Condensed Matter Physics ~Future Perspective of US-Japan Cooperative Program on Neutron Scattering~"(「固体物性の中性子散乱研究の現在と将来 ~日米協力事業の今後を見据えて~」)にて依頼講演を行いました(研究成果ページ)。
2018.5.16
"Magnetic-Ordering Propagation Vectors of Terbium Hexaboride Revisited"がJournal of the Physical Society of Japan誌に掲載されました。古くから研究されている反強磁気秩序とともに結晶構造相転移を示すTbB6に、今まで知られていなかった磁気構造変調成分があることをJ-PARC MLFに設置されているSENJU (BL-18)を用いた大強度中性子回折実験で見出しました。茨城大学(フロンティアセンター研究部門物性物理ユニット)、CROSS、およびJ-PARCセンターとの共同研究成果です(研究成果ページ)。
2018.5.2-7
J-PARC MLF(物質・生命科学実験施設)BL02 DNAにて岩佐が中性子非弾性散乱実験を行いました。、逆転配置型による世界一のエネルギー分解能を堪能しました。
2018.4.28
昨年5月に逝去された若林信義先生(慶應義塾大学)の追悼記事をNeutron Newsに掲載しました。改めてご冥福をお祈りします(研究成果ページ)。
2018.4.22
"Resonant x-ray scattering study on electronic hybridization in unconventional ordered phase of PrRu4P12"がJournal of Physics: Conf. Series誌に掲載されました。プラセオジム4f電子の高次多極子が秩序化する金属−非金属転移において、リガンドイオンのリンの電子状態にも秩序状態を反映した強い共鳴X線散乱が現れることを見出しました。KEK物質構造科学研究所(放射光)との共同研究成果です(研究成果ページ)。
2018.4.4-11
J-PARC MLF(物質・生命科学実験施設)BL14 AMATERASにて、Yb3Ir4Ge13の中性子非弾性散乱実験によるYb 4f電子のスピン励起観測を行いました。米国Rice UniversityグループおよびJ-PARCセンターとの共同研究です。
2018.4.3
新年度研究室を始動しました。あらたに3名の学生さんが所属します(メンバーページ)。 2018.3.24
日本物理学会第73回年次大会(東京理科大学野田キャンパス、2018.3.22-3.25)にて岩佐が口頭発表しました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。またフレンドシップミーティングにおいて、日本物理学会論文誌JPSJよりJPSJ Outstanding Referee (JPSJ閲読者賞, https://journals.jps.jp/page/jpsj/referees/outstanding)をいただきました。JPSJ編集委員会での活動にお導きいただいた諸先輩の皆様に感謝いたします。
2018.3.11
新学術領域「3D活性サイト科学」の第7回成果報告会(広島市立大学、2018.3.10-3.11)にて、岩佐が「希土類金属化合物の強相関電子相における構造異常」と題する発表をしました。
2018.3.3
2017年度量子ビームサイエンスフェスタ(第9回MLFシンポジウム, 第35回PFシンポジウム)(茨城県立県民文化センター、2018.3.2-3.4)に参加し、ポスター発表をしました。今年度の卒業研究成果も公表しました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。
2017.12.23-27
KEK Photon FactoryのBL-8Bにて、Ce3Ru4Sn13のX線回折実験を、研究室4年生の卒業研究の一環として実施しました。
2017.12.11-17
Laboratoire Léon Brillouin @ CEA/Saclay, Franceに岩佐が出張し、Ce3Co4Sn13とPrRh2Zn20の磁場下中性子散乱実験を実施しました(東京大学物性研究所の派遣支援を受けました)。
2017.12.2
日本中性子科学会第17回年会(福岡大学七隈キャンパス、2017.12.2-12.3)に参加し、磁性・強相関セッションにて口頭発表しました。発表タイトルは研究成果(Conference etc.)にあります。
2017.11.14
"4f2配位系PrIr2Zn20における反強多極子秩序"が日本中性子科学会誌「波紋」に掲載されました。広島大学との共同研究成果です(研究成果ページ)。 2017.11.2
2018 (H30)年度の学部卒業研究室案内を公開しました「進学希望者の方へ」にあります。
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